2024/01/16
【社長シリーズ】鋼構造出版発行の週刊鋼構造ジャーナルの連載企画「暖流/談流」の執筆メンバーに川西が選ばれました!【3.要望を形にするということ~経験から学んだ教訓~】
常識にとらわれない発想と技術で、お客様の期待を超える新しい価値を創造し、溶融亜鉛めっきを支えるベストパートナーとなることが当社の使命です。
そのためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、今後も、皆様からの要望をもとに、製品の開発や改善、サービスに活かしてまいります。
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こんにちは!日新インダストリー株式会社です。
今月より、当社代表取締役社長の川西が鋼構造出版発行の「週刊鋼構造ジャーナル」の人気連載企画「暖流/談流」の執筆メンバーに選ばれました。
紙面が見れない方にも是非ご覧いただきたく交渉したところ、鋼構造出版様より転載許可をいただきましたのでこちらでご紹介いたします!
当社の製品開発のヒントは、川西の前職時代にある、、、!かも?
そんな内容で読みやすい長さとなっていますので、全3回読破していただけましたら幸いです。(秘書より)
1.要望を形にするということ~調香師時代の学び~
2.要望を形にするということ~調香師時代の試練~
3.要望を形にするということ~経験から学んだ教訓~ ◀本日はこちらです!
以下、「週刊鋼構造ジャーナル」,鋼構造出版,2023年12月25日号,9ページより転載
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ついに最終回となりました。前回までのおさらいは、調香師として不採用が続く原因を客先の韓国へ直接聞きに行き、ある気づきを得る。というところまでお話ししました。
▲当時を振り返る川西氏。
その気づきとは、自分が作りたいものよりも、客先が求めているものを作ることが何より重要ということです。担当者が求めているのは私のアーティスティックな香料ではなく、飲料全体の味や雰囲気にマッチする香りだったのです。
不採用の理由に納得した私は、この気づきを活かして、求められているものを作ることに力を注ぎました。香料は飲料の中でごくわずかな割合しか使用されませんが、そのわずかな割合でも匂いと味で存在感を示さなければなりません。
私は飲料の基材や甘さなども考慮しながら、香料を調合していくことで、求められる効果を引き出すことができました。
自分らしさを追加しつつ、使う側の立場に寄り添うことの重要性に気づき、ニーズを具現化する最善の方法を探るようになりました。その努力が実を結び、次第に信頼を得るようになっていきました。
要望を形にするということは、単に自分のアイデアを実現するだけではありません。世の中が求めているものを作り出すために、使う側の立場になって寄り添い、共に成長していくことなのだと思います。
私は自分の経験からこの大切な教訓を学びました。香料会社を退職し塗料メーカーの経営者となった今も、周囲の声や要望に耳を傾けることの重要性を大切にしています。
そして、顧客とのコミュニケーションを大切にし、要望や意見を反映させながら製品を進化させていきます。使う側の立場になって、ユーザーのニーズを満たす製品を提供することを続けてまいります。
▲現在の川西氏。たくさんの部下に囲まれて、充実した毎日を過ごしている。
☆「NiNLab」発売当初に公開した裏話はこちら→【社長インタビュー】ニッチ中のニッチ商品誕生の裏側を語る!
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