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皆様、どうもこんにちはっ、こんばんは、おはようございまっする!またお会いしましたね、一般社員のKです。さてさてさーて、今回は「ジンクリッチペイント」のお話です。英語で書くと「 Zinc rich paint 」直訳すると、亜鉛が豊富な塗料、なるほど、そのままの名称ですね。
みなさん、ジンクリッチペイントは言いにくいのか、要約して「ジンク塗料」って言ったり全部日本語で「高濃度亜鉛末塗料」って言ったりそれじゃ長いから「亜鉛末塗料」って言ったり色んな名前で呼ぶので、入社した頃はチンプンカンプンでした。私は、今では略しまくって「ジンク」って言っています。
時折、亜鉛が何%含まれたらジンクリッチペイント?って、聞かれます。JISでは2液は規格がありますけど、1液の規格はありません。JASS6では90%以上ってありますし、何かの文献で76%以上って見た気もしますし、色んな情報があって、入社した頃はチンプンカンプンでした。当社は自社規格として90%以上を高濃度亜鉛末塗料と呼び、89%以下を亜鉛末塗料と表記しています。でもこれはあくまで自社規格。世の中に通じる規格ではないのであしからず……
ネットサーフィンをしていると「常温亜鉛めっき塗料」なんて言葉も出てきます。でも常温で亜鉛めっきが出来るわけがないですし、そもそも亜鉛めっきは金属で、塗料は塗料。見た時はチンカンプンプンでしたが、どうやら誰かが作った造語のようです。紛らわしくて困りますね。日本溶融亜鉛鍍金協会様も難色を示していて、以下の文章を掲載されていました。「昨今、「常温亜鉛めっき」と称してあたかも溶融亜鉛めっきと同じ、あるいは溶融亜鉛めっきより優れているといったユーザーに誤解を与えるような説明をしている有機系ジンクリッチペイントのメーカーもありますが、基本的に溶融亜鉛めっきと塗装は全く異なるものであり、その特性も大きく異なっています。」引用元:めっきFAQ 37.溶融亜鉛めっきと有機系ジンクリッチペイントはどちらが優れているの?より<https://www.aen-mekki.or.jp/faq/tabid/62/Default.aspx>
私もこのコメントを支持します!つきましては日本溶融亜鉛鍍金協会様、勝手に引用したこと、どうかご容赦いただきたく存じます。ジンクリッチペイントは明確に決められた名称や規格が乏しく、造語さえも世に出てしまう曖昧な品種なのかもしれません。発祥はイギリスのようですので、呼び名はジンクリッチペイントがベターなのかもしれませんが、まあ誤解を与えず伝わればいいと思います。ジンクリッチペイントの用途、防錆機構、歴史などはまた別のコラムでご紹介したいと思っております。それでは今回はこのへんで。さよならさよならさよなら。
日新インダストリーの
⇒ジンク塗料製品一覧はこちら
常識にとらわれない発想と技術で、お客様の期待を超える新しい価値を創造し、溶融亜鉛めっきを支えるベストパートナーとなることが当社の使命です。そのためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、今後も、皆様からの要望をもとに、製品の開発や改善、サービスに活かしてまいります。
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皆様、どうもこんにちはっ、こんばんは、おはようございまっする!
またお会いしましたね、一般社員のKです。
さてさてさーて、今回は「ジンクリッチペイント」のお話です。
英語で書くと「 Zinc rich paint 」
直訳すると、亜鉛が豊富な塗料、なるほど、そのままの名称ですね。
みなさん、ジンクリッチペイントは言いにくいのか、
要約して「ジンク塗料」って言ったり
全部日本語で「高濃度亜鉛末塗料」って言ったり
それじゃ長いから「亜鉛末塗料」って言ったり
色んな名前で呼ぶので、入社した頃はチンプンカンプンでした。
私は、今では略しまくって「ジンク」って言っています。
時折、亜鉛が何%含まれたらジンクリッチペイント?って、聞かれます。
JISでは2液は規格がありますけど、1液の規格はありません。
JASS6では90%以上ってありますし、何かの文献で76%以上って見た気もしますし、
色んな情報があって、入社した頃はチンプンカンプンでした。
当社は自社規格として90%以上を高濃度亜鉛末塗料と呼び、
89%以下を亜鉛末塗料と表記しています。
でもこれはあくまで自社規格。世の中に通じる規格ではないのであしからず……
ネットサーフィンをしていると「常温亜鉛めっき塗料」なんて言葉も出てきます。
でも常温で亜鉛めっきが出来るわけがないですし、
そもそも亜鉛めっきは金属で、塗料は塗料。
見た時はチンカンプンプンでしたが、どうやら誰かが作った造語のようです。
紛らわしくて困りますね。
日本溶融亜鉛鍍金協会様も難色を示していて、以下の文章を掲載されていました。
「昨今、「常温亜鉛めっき」と称してあたかも溶融亜鉛めっきと同じ、あるいは溶融亜鉛めっきより優れているといったユーザーに誤解を与えるような説明をしている有機系ジンクリッチペイントのメーカーもありますが、基本的に溶融亜鉛めっきと塗装は全く異なるものであり、その特性も大きく異なっています。」
引用元:めっきFAQ 37.溶融亜鉛めっきと有機系ジンクリッチペイントはどちらが優れているの?より
<https://www.aen-mekki.or.jp/faq/tabid/62/Default.aspx>
私もこのコメントを支持します!
つきましては日本溶融亜鉛鍍金協会様、勝手に引用したこと、どうかご容赦いただきたく存じます。
ジンクリッチペイントは明確に決められた名称や規格が乏しく、
造語さえも世に出てしまう曖昧な品種なのかもしれません。
発祥はイギリスのようですので、
呼び名はジンクリッチペイントがベターなのかもしれませんが、
まあ誤解を与えず伝わればいいと思います。
ジンクリッチペイントの用途、防錆機構、歴史などは
また別のコラムでご紹介したいと思っております。
それでは今回はこのへんで。さよならさよならさよなら。
日新インダストリーの
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