豆知識
2022/10/11
なんで亜鉛なの??
常識にとらわれない発想と技術で、お客様の期待を超える新しい価値を創造し、溶融亜鉛めっきを支えるベストパートナーとなることが当社の使命です。
そのためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、今後も、皆様からの要望をもとに、製品の開発や改善、サービスに活かしてまいります。
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あらゆる用途で活躍する亜鉛は名脇役!?
鉄、アルミ、銅に次いで4番目に消費量の多い金属、亜鉛。
しかし、その活躍の舞台は意外に知られていません。
鋼材に亜鉛の被膜を作ることで、さびから守り、
動植物や人の体内でも、細胞の生まれ変わりなどに
大事な役割を果たしています。
亜鉛は、その性質を利用しさまざまな分野で使われています
そのうちのひとつが鉄を守るです。
どうして亜鉛が鉄を守れるの??
って思う方もいるかもしれませんね
ここで中学の頃に習ったイオン化傾向がでてきます!!!
金属の種類によってもイオン化のしやすさは異なるが、
イオン化傾向が大きい金属ほどさびやすくなる。
鉄の表面に亜鉛を付着させることにより、イオン化傾向の大きい亜鉛が
鉄よりも先に溶け出し鉄がさびるのを防いでくれるんですね。 なるほどなるほど~~
なんでさびを防いでくれるのかって?!
亜鉛にはこんな役割があるんだ
ひとつが犠牲防食作用って言って
亜鉛めっきにキズが発生し、素地の鉄が露出してもキズ周囲の亜鉛が
鉄より先に溶け出して 電気化学的に保護するため、鉄を腐食させない力を持っているの
もう一つが保護被膜作用だよ
亜鉛めっきの表面に空気や水を通しにくい亜鉛の酸化皮膜が形成されるため
さびを生じにくくする力を纏ってるの
覇王色の覇気なのか、つぇえええ~!!!!!
亜鉛めっきは さびないめっきの王様 とまで言われています
2050年現埋蔵量問題
NIMS(国立研究開発法人物質・材料研究機構)によると
引用元
NIMS レアメタル・レアアース特集より
https://www.nims.go.jp/research/elements/rare-metal/probrem/dryness.html
資源が比較的豊富とみなされている鉄についても
2050年までには現埋蔵量に匹敵する量の消費が予想されているみたい。
亜鉛めっきは消費するのではなく、リデュース、リユース、リサイクルの3Rを意識して
取り組んでいる。部材が再生可能なSDGsを目指す亜鉛めっきは
あらゆる分野でなくてはならない名脇役といえるのではないでしょうか。
今回は「なんで亜鉛なの??」をテーマに考えてみましたが、当社は亜鉛が必要不可欠になっております。
なんとなく亜鉛の意味を分かってくれたかな?
関連コラムで「ジンクリッチペイントって?」をテーマにしてますので
下のリンクから見てみてねっ!!!
https://www.nissin-industry.jp/column/1635997717-861427